世の中には
「問題解決能力」が高い人と
「問題発見能力」の高い人とがいる
世の中の表面的な評価としては
問題解決能力の高い人が評価されがちな傾向があり
その人自身も自分の解決能力に自惚れている場合がとても多く見られる
反対に、問題発見能力の高い人は
感覚や感性がとても高いので
本質を見抜く力がある
「ここが問題」「ここが変」と気がつくので
そう伝えるのだが
その表現力が感覚的なため
なかなか伝わりにくい側面がある
伝わらないどころか
ともすると足を引っ張っている
とも思われがちになることも多いように見える
この両方の能力を併せ持った人は残念ながら少なく
やはりチームで何かを成し遂げる時には
両方の要素が必須になる
問題なのは
問題解決能力が高い人がリーダーになることが多く
このタイプのリーダーは
「行動する」ことで解決するため
思考に「行動」というフィルターがかかってしまい
問題発見能力が高い人の意見が
「なんで私の足を引っ張るんだ!」
としか感じられず
せっかくの本質的な意見を聞けないままに
暴走してしまうことになりがち
そういう意味では
親子塾は
それぞれの才能を持った3人が集まり
ようやくバランスよくなりつつあるとは思うが
親子塾にいると
3人とも
感性や感覚が磨かれる環境のために
行動が遅れがちになってしまう
思いや理念を行動できる人材が必要なのか?
それとも
「えいやっ」とすぐに行動することが必要なのか?
と考えたこともあったが
どうやら
ちゃんと僕たちのペースで進んでいるようで
焦る必要がないのが
感覚的に「わかる」感じが出てきている
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