親子塾では
「他人軸」というキーワードが
よく登場する
ともすると
「他人軸で生きて何が悪いの?」
「他人軸で生きないと生きられないじゃない」
といったニュアンスの反応を
よく耳にする
悪いわけではない
他人軸で生きてきた僕は
そのメリットデメリットがよくわかっているつもりだ
他人軸
僕の場合の他人軸は
親の価値観
周りの評価
批判されない選択
指示を待って行動
「〜したほうがよい」「〜すべき」「〜しなければいけない」
「〜してはいけない」「〜すべきではない」
世間体
男の子だから
長男だから
親として
体育教師として
などなど
これらを一生懸命に身につけ
よろいとして身にまとい
懸命に適応しようと頑張ってきた
自分軸で生き始めると
この武装を
今度は懸命に脱ぎ捨ててきた
自分の軸で生きるって
他人軸に合わせて生きてきた人生とは
ある意味で真逆
自分軸で生きようと決めても
今までの生き方のクセをやめ
頑張って身につけてきたものを
手放すのが最初はできない
天動説と地動説くらいに
生き方の大転換になるものだから
「ちょっといいことを知りたい」とか
「どうしたら自分軸で生きられますか?」とか
いうレベルではない
そういう意味では
誰にでもオススメできる生き方ではない
のかもしれない
けど
他人軸で生きていても
ある意味で
周りからの評価は高いかもしれないが
どこまでいっても幸せには感じないということ
僕は、ほんの10年前ほど
評価されたり
褒められたり
認められたり
が幸せだと勘違いしていた
評価されるための無間地獄
認められるためだけの時間の無駄遣い
だと今はわかる
結局
いずれ燃え尽きる
幸福感と満足感の違い
幸福感と達成感の違い
幸福感と充実感の違い
自分軸と他人軸
なんとなく「そういうものだから」
と流されて生きるのではなく
一度考えてみては
いかがでしょうか?
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