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けん

感性の回路を開く

以前勤務していた新潟県の南魚沼市


魚沼産コシヒカリの農家さん数件と知り合いということもあり


秋になると譲ってもらいに行っていた




ある方が


この魚沼産コシヒカリを自宅で出したところ


息子はその味の違いを瞬時にキャッチして


「このコメ、美味っ!」


と反応





ところが・・・


旦那さんは


「ん?そうか???」


と違いがキャッチできなかったらしい



何度食べてもよくわからなかったらしいが


「魚沼産コシヒカリだよ」の言葉に


「そういわれてみれば・・・」


と、ブランド銘を聞いたとたんに






こちらの旦那さんをけなしたいわけではなく


感性の回路の話の


わかりやすい例だったので


登場していただいた





水の味の違いが感じられる人と感じられない人



パートナーが美容室へ行っても気づく人と気づかない人



子どもの変化を感じられる感じられない人



などなど






こういった感性は


教えて教えられるものではないのだが


もし感性を高めたいと考えたとたら


高める前に


感性の回路を開通しないことには


話にならないことを知っておくとよい





感性の回路を開通するには


自分の感情を感じることが


入り口になる




自分の感情を


ポジティブもネガティブもどちらも


ちゃんと感じてあげること




感じた感情を


「善悪」「正誤」「優劣」などジャッジせず


中立に受け取ること




それができるようになれば


いつのまにか


感性の回路が開いている自分に


気がつくときがくる






ヴィトンのバッグがブランドだからと購入しても


その質の違いが感じられなかったり




とれたての野菜をいただいても


その違いが感じられないように





教育や人間関係も


権威や名声やうわさだけで


自分の感性で判断できなくなってしまっている人が大体数だと感じている






情報におどらされず


先入観にとらわれず


頭で判断するのではなく


自分の感性で生きること




そう生きたい



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