Shinshu Oyakojuku
明橋大二先生よりメッセージ
応援メッセージ
信州親子塾、昨年初めてお会いした時、聞き慣れない名前だと思った。
実際、スタートしてまだ3、4年ということだから、日本のフリースクールとしては、かなり新しい部類に入る。
しかし今回、膝付き合わせてスタッフの齋藤さん、髙柳さんと話をして驚いた。
実践している内容は、本格的で、徹底していて、しかも自由な発想に満ちている。
いったい信州親子塾のどこがすごいのか。
【信州親子塾のここがスゴイ1】
スタッフの腹のくくり方がすごい。子どものためになることなら何でもやる、ということが徹底している。学校や医療機関では、頭では分かっていても、ここまではできない、ということを普通にやっている。
ある意味とても自由だが、その裏には確かな実践に裏付けられた確信があるのだと思う。
【信州親子塾のここがスゴイ2】
子ども理解の深さがすごい。自己肯定感、子どものSOS、HSC、私が精神科医として30年かけて子どもから学んできたことを、当たり前のように理解されている。(それだけのキャリアのある方だから当然といえば当然かもしれないが)その深い理解に基づいて、子どもへの具体的な支援を組み立てられているから、一つ一つの支援が非常に的を得ている。
【信州親子塾のここがスゴイ3】
周りを巻き込む力がすごい。ともすれば、オルタナティブスクールは、理想を追求する余り、行政や教育委員会と対立してしまう場合が少なくないが、信州親子塾は、行政や教育委員会(学校)と上手に連携されている。そして親子塾を取り巻く応援団の層の厚さがまたすごい。
さまざまな分野で第一線で仕事をしてきた人たちが、親子塾の応援団として、しっかり支え、繋がりを広げている。
これからも、私も応援団の一人として、親子塾の今後を見守っていきたいと思う。
日本の教育を変える実践がここにある。
プロフィール
● 現職:真生会富山病院心療内科部長(精神科医)
● 一般社団法人HAT共同代表
● NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長
● 富山県虐待防止アドバイザー、児童相談所嘱託医
★「情報ライブミヤネ屋」、「世界一受けたい授業」、「となりの子育て」などにも出演。
★「子育てハッピーアドバイス」は、シリーズで500万部を超えるベストセラーとなり、韓国、中国、台湾、タイ、ベトナムでも翻訳出版されている。
精神科医
「子育てハッピーアドバイス」著者
明橋大二